3月5日(月)、仙台のパーソナルサポートセンター、コミュニティ・ワークサロンえんがわさまにて、あきゅらいずスタッフ・岡部によるキャンドルづくりのワークショップが行なわれました。
パーソナルサポートセンターの絆支援員のみなさんが、毎日訪問している仮設住宅の入居者の方々へ、自分たちで手づくりしたキャンドルを、ひとつひとつ、手渡しでプレゼントしたい。そんな希望を実現するために、今回のワークショップは行なわれました。
(パーソナルサポートセンターの活動については
こちらのレポートをご覧下さい)
5日は、まず、各仮設住宅ごとに選ばれた支援員のみなさんに、岡部のワークショップを体験し、キャンドルの作り方を習得していただきました。
この日の仙台地方は大雪警報。大変な降雪で交通機関が乱れる中、14名のみなさまが集まってくださったワークショップは、タイトなスケジュールでありながらも、終始にこやかに、楽しく、進められたようです。
そして、翌6日と7日、作り方を習得し、レシピを持ち帰ったみなさんが講師となって、それぞれの仮設住宅で、総勢50名の絆支援員のみなさんに作り方が伝えられ、2日間で、何と!639個のキャンドルが作られました。
この639個のキャンドルは、ひとつひとつ、手づくりでラッピングされて、本日、9日金曜日、仮設住宅入居者のみなさんにプレゼントされます。
このプログラムを担当されたパーソナルサポートセンターの鈴木さまから、嬉しいメッセージをいただきました。
『3.11を迎えるにあたり、キャンドルのあたたかな灯りで、みなさんの心がなごみますように。
という思いからスタートしたプログラムですが、毎日の見守り活動で、仮設住宅入居者の方々と
真剣に向きあっている絆支援員さんにとっても、今回のワークショップは、普段の仕事から少し離れ、心がなごむひとときとなったようです。
ワークショップに参加した絆支援員さんからは、
「こういう時間も大事だね」
「色とりどりのキャンドルができて、とても楽しかった」
「これなら喜んでくれそう」
などの声があがり、笑顔もたくさん見ることができました。
ある仮設住宅の絆支援員さんたちは、あまった材料で、
それぞれのご家族にプレゼントするキャンドルをつくるそうです。
素敵なことですね。』
鈴木さんは、今日のプレゼントのときの様子や、11日にいくつかの仮設住宅で行なわれるキャンドル・ナイトの様子を、また伝えて下さるとのこと。笑顔がどんどんつながっていくと嬉しいですね。